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調整区域内の土地の評価2

2019年10月2日「水曜日」更新の日記

2019-10-02の日記のIMAGE
調整区域については、「横浜緑10-1」というように(10-)の符号がついており,また,「調区」と記載されているので、これで識別できる。ところで,ここは(住宅W1)と記載されているように,木造平家建住宅が建っている。ここの1m2当り19万8,000円という価格は,この公示地の,すなわち建物が建っている土地の価格である。この付近で、建物が建っている、または建物を建てる権利のある土地が売りに出されたら,この値段であろう。しかし,その付近でも建物が建てられない土地(調整区域にあってはこれが一般的である)が売りに出されても,この価格で買う人はいないであろう。建物の建たない土地は,はるかに価格が低いはずである。まして,何千mという田畑、山林が売りに出されたとき,たとえ公示地の隣であろうが,公示価格と全く関係のない価格であるはずである。調整区域内の土地を評価するときは,ここを注意しなければ危険である。こういう山林については,調整区域内の山林として,別に公示価格の標準地がもうけられており(「13-○」という符号がつけられている),また,県の基準地(林一つ)ももうけられているので,これらと比較して評価することになる。

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