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需要供給のアンバランス

2019年11月13日「水曜日」更新の日記

2019-11-13の日記のIMAGE
一九八〇年代の終わりから九〇年代の初めにかけて、かなりの収益をアパートから得ることは困難だった。銀行、S&L、リミテッド・パートナーシップ、その 他のシンジケーションは積極的にローンを実行してブームを激しくあ おった。不運な投資家は巨額の資金を新規建築に投入したが、その結 果は、多くのビルディングがRTC(訳注・巻末の用語解説参照。整理信 託公社)の手に落ちるという結果を招いただけだった。賃料は横這いとなり、多くの地域では下落さえした。入居率は下が り、市場価格は減少した。最終的に、一九九三~九四年に、需要供給のアンバランスは景気が拡張するにつれて均衡するようになり、新規建物はほとんどなくなっ た。一九九五年までには、賃料は再び上昇し、翌年の終わりには入居 率は九〇%以上にまで回復した。 十分健全な経済を前提にすると、アパートの所有は、地域によって は、少なくとも数年間は収益性があるように見える。 「新規建築は増えているが、一般に八〇年代のレベル以下にとどまっ ており、ほんの僅かなマーケットだけが供給過剰の状態に直面してい る。多くの地域のアパートのオーナーにとり、最低三%の賃料引き上 げが、同程度のコストアップにならずに、可能にならなければならな経営が優れていれば、アパートの所有と経営は、うまみのあるビジネスであり続けるだろう。

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