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モール所有者のメリット

2019年11月19日「火曜日」更新の日記

2019-11-19の日記のIMAGE
これらすべての理由により、最近に至るまで、モール・リートは投資家にそれほど人気があ るとはいえなかったし、投資収益も一九九六年まではパッとしなかった。それでは、投資家は モール・リートを忘れてしまい、別のより良い見込みのものを探すべきなのか。 慌てないでおこう。モールの欠点のレポートは誇張されすぎており、カムバックの可能性があるわけではない。新規ビルの建築費用は、一億ドル以上かかるため、一定の地理的範囲内で は、供給過剰は主な関心事ではなくなってきている。この要素だけは、他の分野を上回るかな りのメリットをモールに与えている。モール所有の別のメリットは、大手の小売店は、その売上のかなりの部分をモールに依存しつづけていることだ。過去数年間にわたり、広く流布された問題であるにもかかわらず、モールの入居率は安定的 で、最近ではむしろ上がっている。アパレル小売店の最近の売上の低迷がモール全体の売上に マイナスの効果を与えているにもかかわらず、かかる出来事は、モール業界では異常ではない。 モールのオーナーは、歴史的に、変化する消費者のニーズに対応するために、小売スペースを 再配置することが可能であった。 サイモンは、多くのモールに娯楽用のスペースを加えることに極めて熱心であった。デバルトロ(サイモンとの合併以前)は、劇場、ライフスタイルレストラン、家族用娯楽設備、その 他の特別なアトラクションを提供する類のテナントを誘致する狙いで、娯楽設備賃貸部門を設 けた。ミルズは食と娯楽を強調する新形態のモールを開発してきている。

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