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存在感を増すリート

2019年11月26日「火曜日」更新の日記

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もしも、望ましい物件が好調なマーケットに投入され、魅力的な施設を持ち、よく手入れさ れており、開発業者によるライバルのビルに負けることがなければ、入居率と賃料はともに確 実に上昇し、オーナーにとって魅力的な収益を生み出すことになる。たとえば、ノースカロライナにあるローリーとダーラム(いずれも地名)のリサーチ・トラ イアングルの中のオフィスビルの入居率は、一九九五年の終わりでは約九三%であり、賃料は かなり上昇していた。ボストン、ニューヨーク、サンフランシスコのような主要なビジネスセ ンターも、極めて堅調な相場が一九九六年の終わりから始まった。賑やかな都市や魅力的な郊 外に所在する物件を所有し、手頃なコストで資本を調達できるリートは、収益性のある買収を することができ、その結果優れた成長の展望も持てる。オフィスビルのマーケットは、あらゆ る点で改善しつづけており、企業は郊外地区への移転の傾向があるように思われる。郊外地区のビルの場合、首都圏所在の多くのビルよりも、空室率は減少しつつある。しかし、 やがて、ほとんどあらゆる場所で、オフィスビルのマーケットは回復しつつあるように見える。 着目すべき別の傾向として、市場の集中があり、スピーカー・プロパティーズやエクイティ・ オフィス・プロパティーズのようなリートは、多くの市場で存在感を増しつつある。このことは、賃料引上げの能力の強化になるだろう。 このセクターは極めてサイクル的特徴が強いので、投資家は潜在的な供給過剰について、 しっかりと注目しておくべきである、ということを忘れないこと。

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