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工業不動産

2019年11月27日「水曜日」更新の日記

2019-11-27の日記のIMAGE
工業不動産は、他から離れて全く独立して、または見晴らしのよい工業団地の中に存在する ことが可能で、一つか二つのテナントによって利用される。米国における工業不動産の総面積 は、およそ九五億平方フィート――その約半分は、実際の使用者が所有権を持っている――と 推定されている。所有権はかなり細分化されており、公開されているリートの持分は全体の約一%にしかすぎ ない。工業不動産は次のような物件を含んでいる。 ●配送センター●倉庫●サービスセンター●小規模製造施設一●研究開発施設●販売・経営管理用オフィス施設工業不動産の所有権は、一般に、安定的確実な収益――特にオフィス物件に関して――が得 られる。工業不動産リートのピア・グループ・アナリシスによれば、LLC(有限責任事業会 社)のアポジー・アソーシエーツが一九九六年六月に発行した研究レポートは、「およそ八〇 %のテナントが契約を更新し、債務不履行の割合は低い」と言っている。さらに「工業不動産 に対する需要は、オフィススペースへのそれを一九八一年以来、凌駕している」とそのレポー トは続ける。賃料は、一般に、オフィススペースのそれと同じかそれ以上の率でゆっくりとし ているが確実に上昇しており、供給過剰問題が起きた一九九〇年代初期だけは、全体として賃 料の低下が見られた。そのレポートでは、空室率は歴史的にオフィススペースのそれより低か ったとしている。工業不動産の空室率の長期的平均値はおよそ七%である。

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