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事業化にあたっての問題点

2020年1月26日「日曜日」更新の日記

2020-01-26の日記のIMAGE
一般の貸ビルと違って、共同ビルには、それ特有の種々の問題点がある。それを要約すると、つぎのようになる。(1)共同ビルの所有形態共同ビルを各権利者が区分所有にするのか、共有にするのかということ。(2)各権利者の権利調整区分所有にするにせよ、共有にするにせよ、各権利者の権利をどういうように決めるか。従前の権利をどのように評価し、それをどのように調整して、建設されたビルの床、またはその共有持分を、各権利者にどのように配分するかということ。(3)共同ビルの管理形態区分所有方式をとるにせよ、共有方式をとるにせよ、建設後のビル管理(テナントとの交渉、契約を含めて)をどうするか。各権利者が独自に行うか共同して行うか、それとも管理会社を設立して一括して委託するかというようなこと。(4)税務との関連において所有形態、権利調整のやり方によって、税金が大きく変わってくる。逆にいえば、税金の上でのメリット・デメリットを関連づけながら、所有形態、権利調整を考えなければならない。これらが共同ビルの問題点の根本であり、これらの問題点を検討し、つめていきながら、事業計画を立てていかなければならない。

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