家族団らんで過ごせる四畳半の一戸建て!

トップ > 令和2年3月> 9日

狭い地所で高層建築をするのに制限があるか

2020年3月9日「月曜日」更新の日記

2020-03-09の日記のIMAGE
Q私のところは地所が狭いので高層建築にしたいと思いますが、どんなに高い建物をつくっても大丈夫でしょうか
いろいろな規制があるようてすが、くわしく教えてください
▼高さの制限や容積率の制限など鉄骨造り、鉄筋コンクリート造り、鉄骨鉄筋コンクリート造りなどですと地震、風などの外力に対して安全なように設計することになり、構造上の高層の建築物を建てることは可能です
あとは敷地の条件により道路斜線、隣地斜線、北側斜線および日影規制の制限により高さが決まってくるわけです
第一種低層住居専用地域または第二種低層住居専用地域だけに一○メートルまたは一二メートルの頭打ち制限があります(下段の表2参照のこと)
建物の不燃化、高層化ということがよくいわれますが、高い建物、延べ床面積の大きい、多くの人々を収容するビルは、通勤ラッシュ、自動車のはんらんなど交通量を増加させるほかにもいろいろの公共施設に対し、過重の負担となる原因ですので、高さの制限、または延べ床面積の制限によって、公共施設とのバランスを保持させようとしているわけです
また、最近とくに問題となっているように、閑静な住宅地で平家建てや二階建ての建物ばかりが並んでいるところへ、あまり高い建物が建てられることになりますと、周囲に及ぼす影響も少なくなく、日照、通風、採光などのことでトラブルが起こりがちです
法規上は、住居系地域では道路斜線、隣地斜線および日影規制などによって高さがきまってくるので、敷地の広さによっては、かなりの高さまで建てられますが、こうした日照などの問題に対しての配慮は、道義上、必要なことです

このページの先頭へ