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利害関係者の反対があるとダメ

2020年3月20日「金曜日」更新の日記

2020-03-20の日記のIMAGE
Q袋地状の始動の両側にある小さな家と敷地を買収し、図面の約百坪の土地を更地にして、ビルを建てようとしました
ところが、真ん中の私道をつぶすことは許されない、と突き当たりのビルの所有者から言われました
理由は、私道のビルの裏口からの避難通路として届けてあること、の二つだそうてす
どうしてもこの私道の廃止は不可能てしようか
廃止手続きに反対をしている人のビルの敷地は、本件私道を、たんに避難通路として届けているにすぎないのです
といっても、そのビルの規模、用途によっては、どうしても避難階段やその出口、および避難通路まで建築法規上要求している場合であるかもしれません
ということになると、反対している人のビルにとっては、従前の私道が、避難通路として法規上必要不可欠である、ということも考えられます
そのビルが他の道路に接しているからといって、避難通路としての私道がいらないとはかぎりません
立派に私道廃止についての利害関係人になってしまいます
したがって、私道の奥のビルの所有者が、他人の私道を勝手に避難通路として届け出たから不当だといっても、また通行料を徴収しておらず、通行を承認した事実もないからといって、奥のビル所有者の反対は違法であり、横車だ、というわけにはいきません
これらの過去の経緯や私法上の利害関係とは別に、純然たる建築法規上の道路とこれを利用する建物との関係が考慮されるからです
したがって、当該ビルの所有者の承諾が得られなければ、私道位置指定の廃止はできないことになります

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