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即満室が期待できるプラン

2019年5月15日「水曜日」更新の日記

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建設会社やハウスメーカーが、毎年、前年実績を上回る勢いでアパート・マンションを建て続けているからです。各社とも有名タレントを使い、「あなたもアパートオーナーになりませんか」とテレビでさかんに宣伝しているのを、あなたも見たことがあるでしょう。また、こうした企業の多くは、更地や貸し駐車場、農地、空工場・空倉庫などの土地所有者に対して、連日連夜営業マンが訪問し、賃貸アパート・マンションへの転用をうながしています。でも、彼らの目的は、毎年売り上げをのばし利益を出すことにしかありません。今後どんなに空室率が拡大し家賃の下落が続こうが関係なく、彼らは利益追求の企業目的のために賃貸アパートを供給し続けるのです。近年、全国の賃貸アパート・マンションのオーナーたちは、口をそろえて「将来、空室になることがとても不安だ」と嘆いています。老朽化したアパートをかかえるオーナーにとって事態はより深刻で、減少する需要と伸び続ける供給のギャップによって空室率はますます拡大し、家賃相場も下落するという悪循環がはじまっているからです。しかも追い討ちをかけるように、オーナーたちは毎年、自分のアパートの近くにピカピカで真新しいアパートが次々に新築されるのを目の当たりにすることになります。そして、ついにはオーナーどうしで少ない入居者を奪い合う過当競争がはじまるのです。このように、建設業者やハウスメーカーがあなたに、「即満室が期待できるプラン」「利回りのよい投資物件」「安定した家賃収入が得られる」といって勧めても、地方都市であれば2年後、3年後の空室の不安は絶対に取り除けないのです。「地方のアパート・マンションには手を出すな!」にはこうした理由があるのです。

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