家族団らんで過ごせる四畳半の一戸建て!

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▼買った方が得か損かの判断

2019年9月4日「水曜日」更新の日記

2019-09-04の日記のIMAGE
借地を買い取るということは、あまり得でないということにもなりますが、かといって借地であれば、その土地の建物を担保に入れることが、極めて困難であるとか、とかくなにかと地主から文句をいわれ、気苦労な思いをしなけれぱならないとかいった不便な面も決して少なくありません
以上の諸点を比較考慮して、あなたがこのくらいならと思う線で、地主と話し合って、売買契約を結ぶようにするのがもっとも妥当です
しかも、前述のように、この売買も、ふつう一般の売買と同じものですので、結局は売手、買手の力関係、交渉の仕方によって、値段も大きく左右されます
この地主との交渉を有利に導くためには、あなたの方から、期間満了後も引き続き貸してほしいといった契約更新の内容証明郵便を地主宛に出しておき、期間満了後、地主が地代を受け取ってくれないようでしたら、しばらく、もよりの法務局に地代を供託して、まずあなたの借地権を確保しておいてから、折をみて、あらためて地主と再度交渉するといったことも必要なことでしょう
こうしても、あなたが法律上、不利となることは決してありません
いずれにせよ、借地権がついており、地上に建物もあるような土地を買う人は、極めてまれで、仮りにそんな人がいたとしても極めて安い値段でないと買いません
地主としても、借地人にその土地を買い取ってもらうのが一番有利なことは間違いないのですから、あまりあわてて地主の話に飛びつくことは考えものです

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