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工業不動産セクターの利点

2019年11月28日「木曜日」更新の日記

2019-11-28の日記のIMAGE
工業不動産は、開発や建築において、マーケットが軟調になるや否や、新規供給を素早く 取り止めることが出来たので、優良な記録を残している。工業不動産セクターの大きな利点は、建設し賃貸するまでの間に長い時間を要しないので、 他のセクターよりもより迅速な対応が出来ることである。したがって、一般には、行きすぎた 供給過剰はこれまでなかった。大抵の新しいスペースは、投機でなく新規利用者の実需に対応 して建築された。需要に合わせての建築というのは、このセクターでの新規開発の重要な貢献 者であった。このセクターはサイクルの回復期にあり、現在のところうまく行っているので、投資家はマ ーケットによっては供給過剰の兆候を見逃さないようにする必要がある。その他の主なリスク には、地方の経済的産業的条件の衰退、テナントの金融的安全性への依存、そして、繰り返し になるが、やはり、供給過剰がある。二〇〇万ドル~一〇〇〇万ドルの工業不動産の建築コストは、それほど低額ではないが、投 資的開発業者にとってみれば、投機的活動の誘惑にかられるに十分の安さである。このセクタ 1のオーナーが気に入っている大きなメリットは、オフィス、アパート、リテールと違い、修 結に継続的資本支出の必要がそれほどないことである。工業不動産に特化しているリートはとても良好な投資となりうる。特にもし、大手のユー ザーと長期的関係を経営陣が維持するか、あるいは経済的に発展しているエリアに集中し て物件を経営する場合においては。

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