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面大地

2020年1月27日「月曜日」更新の日記

2020-01-27の日記のIMAGE
面秋の大きい土地を鑑定で面大地とか広大地などとよぶことも多い。ところで問題は、面大地というものは面積の小さい土地に比し価格が高くなるのか、安くなるのかということである。「土地価格比準表」の「近隣商業地域の個別的要因比準表」中の画地条件の中に「地獄過大」という項目があり、標準的な画地の地積より過大であれば、価格が下がるような係数が表示されている(なお、中高図住居専用地域、住居地域等において、マンション敷地としての利用が成熟している場合には、この減価は行う必要がないということになっている)。大きな土地があって、それを切っていくつかの標準的な画地に分割しなければ有効に利用できない場合は、一般的傾向として面大地は減価するといえよう。しかし、量販店などを建てるとき標準的な画地をいくつか買収して(この場合、買収費は適正地価よりつり上がるのが通常である)、面大地をつくるときもある。その量販店が採算上成り立つようなら、その面大地の価値は増加しているといえよう。その後、周辺の面大地はどうなるか。商圏からみて当分の間他の直販店等が進出してこないようなら周辺の面大地は減価するし、他の量販店等が続々進出するようであれば増価するであろう。

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