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隣家の鉄筋ビルへの模様替えに協力すべきか

2020年3月18日「水曜日」更新の日記

2020-03-18の日記のIMAGE
Q都心に一五平方メートルほど土地を持っていますが、土地の形状が思わしくなくそのまま使わずにいます
最近、隣家が鉄筋の建物の模様替えをするとのことで、この土地の上まて、建物を広げたいから協力して欲しいといってきています
どのような態度で臨んだらよいでしょうか
私としては、てきればこのような共有の形態で、土地や家屋は持ちたくありませんのてことわりたいのてすが
▼ビルの一部を砺保するのも得策最近、木造建築物がどんどん鉄筋の高層建築物に変わってきていますが、各自の所有地だけを利用していたのでは、小さなものしか建てられませんので、付近の土地所有者が共同して、ある程度の敷地を確保し、かなり大きなビルを建築することが多いようです
おたずねのような土地も、その敷地を含めて建てた方が得策だという場合も起きてくるでしょう
しかし、ひとたびピルが建てられれば、ほとんど永久的にその土地はビルの敷地となって、それ以外の使用の対象にならないことになりますから、この申し出をどのように処理するかはなかなかむずかしい問題です
改築されるビルが店舗を主体とするような場合には、あなたも、そのビルの一部分を、土地を提供することによって確保するということで、この申し出に応じるのも一案として考えられるでしょう
たぶん実際にも、そうした例が多いのではないかと思います
隣地の所有者に売却してしまうのも一方法ですが、売却すればそれっきりになりますので、何よりもまず、土地を提供することによってビルのある部分を利用することができるように、取り運ぶのが賢明ではないでしょうか
▼契約上の留意点土地を提供してビルのある部分を利用するように決めるときには、契約上特に注意しなければ、ビルが建ってしまったときビルより締め出され、ビルの所有者に対しては、あなたは単にビルの一部の敷地の地主にすぎなくなります
そうなりますと、借地法の適用を受けて、ビルの所有者は借地人として非常に有利になり、反対にあなたにとっては、地主としての不利な事態をひき起こすことがあります
契約上、注意するべき点としては、土地を賃貸する場合には、その期間、地代、あなたがビルの一部を利用する場合は、その利用期間、賃借料の有無、金額などについて、相手方との間に明確な契約書を作成する必要があります
あなたの場合、何とか独立してその一五平方メートルの土地が利用できるような形状なのか、集穣すると一五平方メートルになるだけで、独立して用を達することができないのかで、この点の取り扱い方も解決方法も異なってくるわけです
またもちろん、あなたは隣家からの協力の希望に応じなければならない義務はありません

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