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元金均等返済方式のケース

2020年6月15日「月曜日」更新の日記

2020-06-15の日記のIMAGE
また、返済期間が短いだけでなく、その借入金を建物という固定資産の購入に使っていることも影響しています。建物というのは中古の場合でも比較的長期にわたって経費にしていくわけですが、購入資金だけを短期で返済するのでは当然資金繰りがオカシクなってしまいます。こういった場合は減価償却費3,000千円に見合う返済額になるように借入金の返済期間を長くすれば良いのです。前ページの表の「変更後」の欄をご覧ください。これは借入金の返済期間を10年とした場合の数値です。差引資金収支が1,015千円とプラスになっています。なお、この表の「借入金返済額」が2,400千円となっていますが、その理由は分かりますか?「25,100千円を10年で返済するのであれば1年当たり2,510千円ではないんですか?」と質問する人がいたら、「それは元金均等返済方式のケースです」と答えておきます。いずれにしましても、法人に売却した場合には借入金の返済期間を調整する必要があるということです。個人の時は返済できたのに法人に移したら返済できなくなるのはオカシイのではないですか?(・・・この質問については各自でじっくりお考えください。「人間は考える葦である!」

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