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ペット可の賃貸物件が少ない理由とペット不可物件での交渉条件について

2023年6月16日「金曜日」更新の日記

2023-06-16の日記のIMAGE
【ペット可の賃貸物件が少ない理由】 ペットを飼っている方が賃貸物件を探す際には、ペット可の物件が少ないことが多いと感じることでしょう。では、なぜペット可の賃貸物件が少ないのでしょうか?また、なぜ多くの物件がペット不可なのでしょうか? 〈原状回復〉 賃貸物件を借りる際には、入居前と退去時の状態が同じになるように、原状回復義務があります。 ペットを飼っている場合、ペットが家具や床などに傷をつけたり、トイレのしつけができていなかった場合には、修復や掃除が必要になります。これにかかる費用や手間を考えると、賃貸物件オーナー側はペットを飼っている入居者を選ばない傾向があります。 〈汚れ〉 ペットを飼っている入居者が多いと、物件内が汚れる可能性が高くなります。 ペットが毛を落とすことや、トイレのしつけができていない場合には、臭いや汚れが発生することがあります。これらを解消するためには、入居者側が掃除や手入れを行う必要がありますが、入居者全員がその意識を持っているわけではありません。物件の管理や維持を考えると、オーナー側がペットを飼っている入居者を選ばないケースが多いのです。 〈トラブル〉 ペットを飼っている入居者が起こすトラブルも少なくありません。 例えば、ペット同士の喧嘩や、周囲の住人に対する被害、近隣住民とのトラブルなどが考えられます。これらのトラブルに対応するためには、オーナーや管理会社が対応する必要がありますが、それにかかる手間やコストが大きくなるため、ペット不可にしている物件が多いのです。 【 ペット不可物件は交渉次第で許可はもらえるのか】 ペットを飼いたいと思っている方にとって、ペット不可物件は大きなネックとなることがあります。しかし、物件の所有者や管理会社との交渉次第では、ペットを飼うことができる場合があります。しかし、その場合は、以下のような条件が付くことが多いです。 まず、ペット可条件がある物件であることが前提となります。つまり、基本的にはペット不可の物件については、交渉しても許可されることは難しいと考えるべきです。 次に、原状回復が必要となります。原状回復とは、ペットを飼うことで生じた傷や汚れを元通りに戻すことです。通常、ペット不可物件においてペットを飼う場合、原状回復の責任は入居者にあることが多いです。そのため、入居前に原状回復に必要な費用や方法について確認し、合意が取れることが重要です。 また、周囲の住民への配慮や、建物の管理上の問題をクリアすることが求められます。例えば、ペットの鳴き声を防ぐために、しつけや対策を行うことや、犬の散歩ルートやエレベーターの使用時間帯などに配慮することが必要です。 以上のような条件をクリアし、物件所有者や管理会社と交渉することで、ペットを飼うことができる場合があります。ただし、必ずしも許可されるとは限らないため、交渉の際には誠実かつ細心の注意を払うことが大切です。 【ペット不可物件でも飼えるペット】 実は「ペット不可」でも飼えるペットが存在します。ただし、条件がありますので、注意が必要です。 まず、賃貸借契約書を確認することが必要です。賃貸契約書には、物件の利用条件が明記されています。その中に「ペット不可」という条件が書かれている場合でも、契約書にはペットを飼うことについての明確な禁止条項が記載されていない場合は、飼うことが可能になることがあります。 ただし、ペットを飼う場合には、必ず事前に相談が必要です。ペットの種類によっては、飼育に特別な条件が必要になる場合があります。例えば、昆虫や魚、爬虫類などは騒音や臭い、アレルギーのリスクが少ないため、物件の所有者からの承認を得やすいかもしれません。しかし、犬や猫のような哺乳動物を飼う場合は、騒音や臭い、隣人とのトラブルなどが懸念されるため、所有者からの承認を得ることが難しい場合があります。 【まとめ】 ペット不可の賃貸物件でペットを飼うためには、交渉やペット不可でも飼育可能なペットの種類について知ることが重要です。ペット不可の賃貸物件でも、交渉や事前に相談することでペットを飼育することができる場合があります。しかし、大家側の許可が必要となるため、相手の立場を考えた上で誠実に対応することが重要です。また、賃貸物件を借りる前には、ペット可・不可については必ず確認し、事前に情報収集を行いましょう。

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