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住宅の窓におけるアルミサッシと樹脂窓の違いを解説

2023年6月30日「金曜日」更新の日記

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住宅の窓を選ぶときには、断熱性能も重要なポイントです。今回は、アルミサッシと樹脂窓の断熱性能の違いについて、そして複層ガラスの性能についても解説します。 【アルミサッシの特徴】 アルミサッシは、アルミニウムのフレームにガラスをはめ込んだ窓のことです。 アルミサッシは、比較的低コストで製造されています。アルミニウムは、軽量で扱いやすく、加工が容易であるため、低コストで生産することができます。そのため、アルミサッシは、プチリフォームやアパート、オフィスビルなどでよく使用されます。 また、耐久性にも優れています。アルミニウムは、錆びにくく、腐食しにくいため、長期間使用することができるため、屋外や海辺の建物に適しています。 アルミサッシは、断熱性能が低いため、省エネ性にはやや欠けます。アルミニウムは、熱伝導率が高く、断熱性能が劣るため、室内の温度を保つためのエネルギー消費が大きくなります。そのため、アルミサッシを使用する場合は、断熱材を併用するなど、省エネ対策が必要です。 【樹脂サッシの特徴】 まず、樹脂サッシの特徴としては、高い断熱性能が挙げられます。その理由としては、樹脂自体が断熱材としての性質を持っているためです。また、樹脂サッシは、断熱材としての性能を高めるために、複数の障壁構造を備えている場合があります。これにより、窓枠の内側と外側の温度差を抑えることができます。 さらに、樹脂サッシは、メンテナンスが簡単であるという特徴もあります。樹脂サッシは、表面が滑らかであるため、汚れがつきにくく、水洗いできるため、掃除が簡単です。また、樹脂は錆びたり、腐ったりしないため、長期間使用しても美観を保ちます。 最後に、省エネ性についても樹脂サッシは優れています。樹脂サッシは、高い断熱性能により、冬場の暖房費や夏場の冷房費を削減することができます。また、熱伝導率が低く、冷気や熱気の逃げ道を抑えることができるため、エネルギー効率を高めることができます。 【複層ガラス】 窓は建物の外部と内部をつなぐ重要な部分であり、気密性や断熱性が求められます。特に、寒い季節には窓からの熱損失が大きくなり、暖房費の増加につながるため、断熱性能の向上が望まれます。 その中でも、複層ガラスは断熱性能の向上に大きく貢献しています。複層ガラスは、2枚以上のガラス板を中空層で挟んで作られたもので、窓ガラスの断熱性能を向上させることができます。また、最近ではトリプルガラスと呼ばれる、3枚のガラス板を使用したものも登場しており、更なる断熱性能の向上が期待されています。 さらに、複層ガラスによる断熱性能の向上により、省エネ性が向上することも期待されます。窓からの熱損失が抑えられれば、暖房費の削減につながります。また、夏場には複層ガラスによって、室内の熱が外部に逃げるのを防ぐことができ、冷房費の削減にもつながります。 最近では、高性能な複層ガラスが開発され、その性能は年々向上しています。さらに、断熱性能以外にも、遮音性や防犯性などの機能を持つ複合材料の開発も進んでいます。 【まとめ】 住宅の窓を選ぶときには、断熱性能も重要なポイントとなります。アルミサッシと樹脂窓の違いを理解し、自分のニーズに合った窓を選ぶことが大切です。また、複層ガラスを取り入れることで、断熱性能を高めることもできます。

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